みずほ信託銀:社債中心ファンドの運用成績順調-信用市場の回復で

みずほ信託銀行では、信用市場の 改善で社債を中心とした債券ファンドの運用成績が順調だ。同社の基 幹債券ファンドでは昨年度の運用利回りが10%近くに及んだ。

同社は国内債券ファンドとして、4本の基幹ファンドのほか、数 本を運用している。2009年度の運用実績と時価総額は、クレジット・ スプレッド・プラス型ファンドで9.7%、30億円前後。運用利回りは 同社の債券アクティブ・ファンドで最高を記録した。

ほかの基幹ファンド3本については、コア・ファンドは2.58%で 1532億4500万円、コア・プラス・ファンドが3.28%で1766億8600 万円、クレジット・スプレッド・ファンドは4.79%で1419億8700万 円だった。

みずほ信託銀行債券運用部の加藤晴康ファンドマネジャーは、ク レジット・スプレッド・プラス型ファンドの運用が好調なことについ て、信用市場の改善が背景にあると指摘。日本の投資適格級発行体で 構成するマークイットiTraxx日本指数は、今年4月に急低下し ており、3月23日の直近高値121.21ベーシスポイント(bp)から4 月15日に85.33bpまで急低下した。

今年4月以降の運用方針について、加藤氏は、「信用市場への参入 が相次いでおり、急速なスピードで利回り格差の縮小基調が進んでい る」と述べた上で、「バリュエーション(企業価値評価)を見ながら選 別投資を進める局面で、信用力対比でのスプレッドを重視する」との 考えを示した。

注目材料としては、6月からの改正資金業法の完全施行や米金融 規制、ゴールドマン・サックスに対する米証券取引委員会(SEC) 提訴の市場に対する影響などを挙げた。

--取材協力:小笹俊一,Takashi Ueno Editors:Hidenori Yamanaka,Joji Mochida

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