ドイツはギリシャ支援を、本格的危機の恐れも-ギーブ前英中銀副総裁

【記者:Jennifer Ryan】

4月27日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行) のジョン・ギーブ前副総裁は、ひとたびデフォルト(債務不履行) が起きれば欧州全体に危機が広がりかねないとして、ドイツ政府は ギリシャ救済に関する不安に打ち勝つ必要があるとの見解を示した。

現在GLGパートナーズの上級顧問を務めるギーブ氏は27日、 ロンドンでの会合で記者団に対し、「ドイツの観点からみれば、ギ リシャ救済はひどいモラルハザード(倫理観の欠如)だ」と言明。 「ただ、他の選択肢を取れば、ある時点でギリシャや次の国が真の 本格的な危機に陥り、最終的に両方を救済することになる可能性が 一段と高まる」と述べた。

ギリシャは先週、デフォルト回避に向け、欧州連合(EU)と 国際通貨基金(IMF)に450億ユーロ(約5兆5200億円)の緊 急支援策の発動を求めた。ギーブ氏は救済資金が提供されるとの見 方を示した。ドイツのメルケル首相は26日、ギリシャは「まず自 国の課題に取り組む必要がある」とし、救済策は保証されていない と指摘していた。

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