ゴールドマンを厳しく追及、「くずのような取引」メールで-米公聴会

米ゴールドマン・サックス・グ ループの幹部は、同社の住宅ローン事業を調査する上院常設調査小 委員会の公聴会で厳しい質問を受けた。同小委員会を率いるカール・ レビン議員(民主、ミシガン州)は、同社自らが「くず」と呼んでい た一連の住宅ローン関連証券をなぜ販売したのかと問い詰めた。

レビン議員は、ゴールドマンの住宅ローン事業を率いていたダニ エル・スパークス氏に対し、「あなたの会社の人間がこれはくずのよ うな取引と認識していながら、何億ドルものこうした証券を販売した事 実をどう考えるのか」と質問。「こうしたことがまったく苦にならなか ったのか」と問うた。

同小委員会のメンバーはこの日の公聴会で、現在と当時の幹部に対 し、顧客への義務に加え、顧客にこうした証券を販売する一方で住宅市 場の下落を見込んだ取引をしていたことへの倫理について質問を浴び せた。同小委員会は1年以上続けてきたゴールドマンの調査の最終段階 に入っている。

レビン議員が言及したのは、ゴールドマンの米州セールス・トレー ディング責任者だったトーマス・モンタグ氏がスパークス氏に送付した 2007年6月の電子メール。この電子メールでは、同社が販売を試みて いた一連の住宅ローン関連証券を「くずのような取引」の1つと表現し ている。

これに対し、スパークス氏は「その後に何億ドルもの同証券を販 売した覚えはない」と発言。その上で、同電子メールはスパークス氏 のパフォーマンスについて言及したもので、証券についてではなかった と答えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE