ファナック株が午後一段高、中国向けFA好調-前期業績が上振れ

工作機械大手のファナック株が、 午後1時30分の業績開示後に急伸。一時前日比8.8%高の1万1390 円と2008年6月25日以来、約1年10カ月ぶりの高値を付けた。工作 機械業界の設備投資が足元で回復、中国向けにファクトリー・オート メーション(FA)機器の輸出が伸びている。前期(10年3月期)業 績が会社計画を大きく上回ったことが好感された。

ファナックが午後1時30分に公表した前期決算によると、本業の もうけを示す連結営業利益は前の期比59%減の550億円となり、会社 計画の472億円や、ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト 19人の予想平均値473億円を大きく上回った。第4四半期(1-3月 期)にFA部門などの売上高が回復、コスト削減効果も出た。

会社側は11年3月通期の業績予想を示さなかった。上半期(10 年4-9月)の連結業績目標は、売上高が前年同期比2.1倍の1837 億円、営業利益が同6.1倍の761億円。為替前提は1ドル=87円、1 ユーロ=121円と設定した。

ファナック株は午後1時30分から午後2時までの約30分間で 270 万株が約定。同時刻までの累計出来高(343万株)の4分の3を 占めた。決算速報開示直前の午後1時29分には、前日比1%高の1万 570円で取引されていた。

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