米温暖化対策法案:オバマ大統領は主導権発揮を-環境保護団体や企業

オバマ米大統領は温暖化対策法の 制定を主要目標の1つに掲げていた。ここに来て妥協法案も決裂する恐 れがあり、経済界のリーダーや環境保護団体の関係者からはオバマ大統 領が公約を実行するよう求める声が強まっている。

英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルや米エクセロンの幹部ら は26日、ワシントンで上院の3議員とともに自らが賛同する温暖化 対策法案への支持を呼び掛けた。一方、オバマ政権当局者や議員らは大 統領が主導する提案を救済するよう働き掛けた。

上院のグラム議員(共和、サウスカロライナ州)、ケリー議員(民 主、マサチューセッツ州)、リーバーマン議員(無所属、コネティカッ ト州)が作成した法案が準備されていたが、グラム議員が24日、オバ マ大統領と上院の主要議員たちが移民法の審議を優先させる可能性があ ることに抗議し支持を撤回。環境保護団体の関係者らは、温暖化対策を 推進するためにはオバマ大統領の関与が必要との見方を示す。

米環境団体エンバイロンメンタル・ディフェンス・ファンドのフレ ッド・クラップ社長はインタビューで「小さな問題が進展しても大きな 問題が手付かずでは不十分だ」と指摘。オバマ大統領は「これまで他の 問題に関してそうしたように、この問題を個人的な優先事項と位置付け て取り組む必要がある」との見方を示した。

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