ヤマダ電株が急伸、エコポイント効果で売上高初の2兆円に

家電量販店大手のヤマダ電機株が 大幅に3日続伸。省エネ家電の購入を促すエコポイント制度の効果で、 前期(2010年3月期)の連結売上高が国内家電量販店として初の2兆 円を達成したもよう。併せて増配方針を示したことも好感され、一時 前日比6.8%高の7080円と、今月2日以来の高値水準を回復した。

ヤマダ電が26日夕に発表した前期連結業績予想の上方修正によ ると、売上高は前の期比7.7%増の2兆161億円となったようだ。従 来予想は1兆9680億円。純利益は同68%増の558億円(従来計画は 433億円)だったもよう。販促を強化する中、政府エコポイント制度 の追い風、エコポイント基準変更前のテレビの駆け込み需要などが寄 与した。配当は1株当たり年40円(従来予想、前の期実績は年33円) にする。

野村証券金融経済研究所の池内一アナリストは、「10年末のエコ ポイント終了、11年7月のアナログテレビ放送の終了など、政策によ る売り上げ押し上げ期待が続く」と、26日付の投資家向けリポートで 指摘。一方で店舗効率、経費削減、キャッシュフロー改善といった「3 つの経営改革が進んでおり、特需後の反動も軽微にとどまる」との見 方を示している。

ヤマダ電による業績計画の上方修正を踏まえ、野村証では12年3 月期までの業績予想を増額修正。その上で、投資判断を「1(買い)」 で継続、目標株価は7500円から8200円に引き上げた。目標株価は割 引キャシュフロー(DCF)を利用して算出、11年3月期の同証予想 PER(株価収益率)で13倍に相当する。

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