米上院民主党:金融改革法案の審議開始に必要な票数得られず

米上院本会議で26日、金融規制 改革法案の手続きに関する採決が行われ、民主党は審議開始に必要な 60票を得られなかった。共和党は審議に入る前に法案の内容見直しを 迫る考えを表明した。

賛成に回った共和党議員はなく、採決結果は賛成57、反対41だ った。民主党と共和党は、消費者保護やデリバティブ(金融派生商品) などをめぐる条項で依然として意見の隔たりが大きい。

共和党のマコネル上院院内総務(ケンタッキー州)は採決前に、 「われわれは皆、ウォール街の規制を強化する改革法案を提示したい と考えている」とした上で、「ただ、民主党の言質に基づく大型法案に 駆け込むことはしない」と述べた。

オバマ米大統領は共和党が法案審議を阻止したことに、「深く失 望」したとの声明を発表した。

金融規制改革法案について上院銀行委員会のクリストファー・ド ッド委員長(民主、コネティカット州)と協議してきた同委のリチャ ード・シェルビー共和党筆頭理事(アラバマ州)は採決後に記者団に 対し、次のステップは「法案の一本化作業を続けることだ」と述べた。

民主党は今回の採決結果について、共和党が新たな金融規制改革 法案を阻止したと批判する見通しだ。一方、共和党は団結して反対に 回ったことを、一本化作業で民主党の譲歩を得るための材料として活 用したい考えだ。

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