ウェーバー独連銀総裁:ドイツの景気回復、4-6月に勢いが加速へ

ウェーバー独連銀総裁は、ドイツ の景気回復は輸出に支えられ4-6月(第2四半期)に勢いを増すと の見方を示した。同総裁は欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メン バーでもある。

ウェーバー総裁は26日、ニューヨークで講演。独連銀が公表した 講演原稿によると同総裁は、厳冬の影響で1-3月(第1四半期)の 成長は抑制されたものの、「回復基調は基本的に損なわれておらず、回 復プロセスは4-6月に勢いを増すことが予想される」と指摘。「ド イツ経済の主軸として、輸出が再び回復において重要な役割を果たす だろう」と述べた。

ドイツ企業は輸出の受注増加に対応するため増産を実施。製造業 活動は4月に伸びが加速したほか、企業景況感は2年ぶりの高水準に 上昇した。独連銀は今年の成長率が1.6%になると予想している。2009 年は戦後最悪となるマイナス5%だった。

同総裁はさらに、「金融不安や独景気後退の足跡が明確に残ってお り」、特に銀行業界にそれが顕著に見られると発言。「金融危機を通 じてドイツの銀行がこれまでに計上した評価損は総額約989億ドル に拡大した。今後も一段の損失、とりわけ融資に対する評価損という 形での損失計上がなお予想される」と語った。

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