短期市場:翌日物0.08-0.09%付近か、積み進ちょくやレポ金利低下

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標0.1%を下回る0.08-0.09%付近で取引されそうだ。銀 行は準備預金の積み上げが進ちょくしている上、レポ(現金担保付債 券貸借)金利も低下しており、資金余剰感が強まっている。

26日の翌日物の加重平均金利は0.2ベーシスポイント(bp)上昇 の0.094%。都市銀行や信託銀行の調達で0.09-0.095%から始まり、 取引が一巡すると0.08%付近に低下した。一部の外国銀行は0.12%台 で調達した。27日受け渡しの翌日物は0.08-0.125%で取引された。

この日は20年債の発行日などの要因から1兆円程度の資金不足 になるが、日本銀行の金融調節で不足幅が埋められており、当座預金 残高は17兆円台半ばの高水準が維持される見込み。

準備預金の積みの進ちょく率かい離幅は平均ペースに比べてプラ ス7%まで進んでいる。余剰資金を抱えてゴールデンウィーク(大型 連休)を越えると日数計算上の積みが進みやすいため、連休前は銀行 の調達が弱まる可能性もある。

前日のレポは27日や28日受け渡しの翌日物が0.105-0.11%と、

0.5-1bp低下。連休をまたぐ30日分(4月30日-5月6日)も0.11 -0.115%で資金の運用意欲が高まっていると指摘され、資金の余剰感 が強まっている。

前日の国債買い現先オペ(4月28日-5月11日)の最低落札金 利は12営業日ぶりに0.12%から0.11%に低下。本店共通担保オペ(4 月27日-5月19日)の最低金利も前回比1bp低い0.11%だった。

準備預金は12.8兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座預 金は横ばいの17兆5000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は2000 億円増の12兆8000億円程度になる見込み。短資会社各社の予想では、 調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆6400億円、積み終 了先は6兆6900億円となっている。

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