香港株(終了):ハンセン、2週半で最大の上げ-米住宅指標を好感

香港株式相場は4営業日ぶりに反 発。米新築住宅販売の大幅増加を手掛かりに世界的な景気回復への期 待が高まり、指標のハンセン指数は2週間半で最大の上げとなった。

携帯電話端末の受託生産で世界最大手の富士康(2038 HK)は2.8% 高。同社は売上高の25%を米国で得る。米商務省が発表した3月の新 築一戸建て住宅販売は前月比で27%急増し1963年4月以来で最大の 伸びを示した。米ウォルマート・ストアーズなどに商品を納める香港 のリー・アンド・ファン(494 HK)は2%上げた。

沖合石油探査で中国最大手の中国海洋石油(Cnooc、883 HK) は原油高を背景に3%高。中国最大の石油会社、ペトロチャイナ(中 国石油、857 HK)は1.8%高となった。

恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド・ディべロプメント、12 HK) は4.3%高となり、不動産株の上げを主導。ハンルン・プロパティー ズ(恒隆地産、101 HK)も4%上昇。業種別のハンセン不動産指数は 2%上げた。

ハンセン指数は前週末比342.57ポイント(1.6%)高の21587.06 と、7日以来で最大の上昇。ハンセン中国企業株(H株)指数は前週 末比1.8%高の12380.71。

IGインベストメントで運用に携わるティム・レオン氏は「経済 指標は懐疑派の見方に大きく先行している」とし、「米国からいい数字 が出てきている。景気回復という点で、当社は慎重ながら楽観してい る」と述べた。

このほか、時価総額でアジア最大の海運会社、中国遠洋運輸集団 (Coscoホールディングス、1919 HK)は2%上昇。コンテナ船運 航で中国2位の中海集裝箱運輸(2866 HK)は2.2%上げ、香港の同業、 東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ、316 HK)は1.5%高で 引けた。

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