ギリシャ債などの保証コストが過去最高-救済対象拡大との懸念

26日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャ国債の保証コストが過 去最高となったほか、他の欧州債の保証コストも上昇した。財政赤 字の穴埋めに苦戦する一部の欧州諸国を救済する負担が膨らむこ とへの懸念が高まっている。

CMAデータビジョンによると、ギリシャ国債のCDSスプレ ッドは一時、前週末比98.5ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の713bpと最高を更新。ポルトガル国債も39bp 上昇し318bpと、過去最高になった。国債15銘柄のCDSスプ レッドで構成するマークイットiTraxx・SovX西欧指数は 117bpに達した。

スペイン国債のスプレッドは10.5bp上げ184bp、アイル ランドに関しては16.5bp上昇し200bpとなった。

米ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授は、ポルトガル、アイ ルランド、スペインは「目立って脆弱(ぜいじゃく)」で、金融支 援が必要な可能性があるとの見方を示した。ギリシャは5月償還の 債務のデフォルト(債務不履行)回避に向け、国際通貨基金(IM F)と欧州各国からの450億ユーロ規模の支援パッケージの発動 を要請した。

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