IMF専務理事:ギリシャの必要満たす時間内に交渉終了へ

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事はギリシャへの支援をめぐる交渉が加速しており、同 国の必要を満たす時間内に終了するだろうとの見解を明らかにした。同 専務理事が25日、ワシントンでのギリシャのパパコンスタンティヌ財 務相との会談後に語った。

専務理事は「IMFや欧州のパートナー、金融支援策の関係者全 員はスピードの必要性を認識している」と述べ、「ギリシャの必要を満 たす時間内に協議がまとまると確信している」と語った。

パパコンスタンティヌ財務相が今年最大450億ユーロ(約5兆 6600億円)の支援を受けるための条件交渉を進めている背景には、ギ リシャの財政赤字が昨年、国内総生産(GDP)の13.6%に拡大し、 同国の財政再建に投資家の懸念が広がっていることがある。ギリシャは 5月19日に85億ユーロ相当の国債償還を迎えるため、支援交渉が少 しでも遅れればギリシャ関連資産の一段の投げ売りと他市場への打撃を 招きかねないとして各国財務相らは24日、支援交渉の迅速な妥結を呼 び掛けた。

米財務省は24日、ガイトナー長官がパパコンスタンティヌ財務相 やストロスカーンIMF専務理事、欧州当局者らとの会談後、「迅速な 行動を促した」ことを明らかにした。ダーリング英財務相は「事態が長 期化すればするほど、ギリシャにとってのダメージは大きくなる」との 懸念を示した。

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