ゴールドマン「アバカス」、格付け会社が06年に欠陥指摘-WSJ紙

【記者:内田良治】

4月23日(ブルームバーグ):米金融機関ゴールドマン・サックス・ グループが組成・販売し、米証券取引委員会(SEC)による提訴の焦 点となっている債務担保証券(CDO)「アバカス」について、格付け 会社のアナリストらは2006年当時、「欠陥がある」と指摘していた。米 紙ウォールストリート・ジャーナル(オンライン版)が23日報じた。

同紙によれば、米上院が常設調査小委員会の公聴会を前に公表した 内部の電子メールのやりとりは、ゴールドマンのバンカーと、ムーディ ーズ・インベスターズ・サービスやスタンダード・アンド・プアーズ (S&P)のアナリストらが、不動産ローン担保証券の格付けプロセス をめぐり緊迫した関係にあったことを物語っている。

あるS&Pのアナリストは06年5月付の電子メールで、アバカスの 弱点を率直に指摘した上で、「それは特定のアバカスだけでなく、ほぼ すべてのアバカスの取引で知られている欠陥だ」との見方を示したとい う。

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