ギリシャの支援要請、財政危機の懸念緩和には寄与しないとの見方

ギリシャは23日、450億ユーロ規 模の緊急支援パッケージの発動を要請したが、緊急支援を受けたとして も、財政危機終息へ向けた同国の能力に引き続き疑問符が付く恐れがあ る。

23日の金融市場ではギリシャ債が一時、政府による支援要請を好 感して上昇する場面もあったが騰勢は続かなかった。投資家はギリシャ が一連の対策を講じたにもかかわらず、対国内総生産(GDP)比での 財政赤字が約10%と高い水準でとどまっている点を重視している。

ロンドン時間午後3時32分現在、ギリシャ2年債利回りは

10.75%と、11年ぶり高水準に迫った。一時は9.63%まで下げる場面 もあった。

フランクフルト・トラストで債券担当責任者のラルフ・アーレンズ 氏は、「あまりに多くの問題が未解決な中で、ギリシャ債は買えない」 と述べ、「支援パッケージの発動を要請するだけでは、市場がすぐに落 ち着きを取り戻すことはないだろう」と続けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE