香港株(終了):3日続落、中国の引き締め懸念で不動産株が下げ主導

香港株式相場は3日続落。中国政 府が不動産市場の過熱抑止策を強化するとの観測が続く中で不動産株 が下げを主導。指標のハンセン指数は週ベースで2週続落となった。

中国政府系の不動産会社、チャイナ・リソーシズランド(華潤置 地、1109 HK)は3%安。中国海外発展(688 HK)も2.8%下落した。 ハンセン指数の業種別、不動産株指数は1.7%安。

上海証券報は23日、中国当局が3軒目の住宅やそれ以上の不動産 に対して課税する可能性があると報じた。仏BNPパリバは、中国政 府の銀行融資抑制措置や土地供給増加、導入が予想される不動産税に よって投機が抑えられ、中国の住宅価格は今年7-12月(下期)に最 大20%下落する可能性があるとの見方を示した。

ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト、ティモシ ー・モー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「一部 地域の不動産がバブルの様相を呈しつつある中国について、明らかに 懸念がある」とし、「政府が措置を取るのは正しい」と語った。

ハンセン指数は前日比210.45ポイント(1%)安の21244.49。 前週末比では2.8%安で引けた。ハンセン中国企業株(H株)指数は 前日比1.3%安の12168.18。

中国の海運大手、中国遠洋運輸集団(Coscoホールディング ス、1919 HK)は2.3%安。2009年通期の純損益が74億7000万元の赤 字となったことが嫌気された。中国のアルミニウム生産最大手、中国 アルミ(チャルコ、2600 HK)はアルミ相場下落を受け1.8%安。

ギリシャの財政危機をめぐる懸念で、同国のピレウス港を運営す る中遠太平洋(コスコ・パシフィック、1199 HK)も1.7%安。

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