スティーブンス豪中銀総裁:「持続的」な景気回復とインフレ抑制重視

オーストラリア準備銀行(中央 銀行)のスティーブンス総裁は、同国の景気回復が持続的なものと なり、インフレ率が目標レンジ内にとどまるのを確実にすることに 重点を置いていることを明らかにした。

同総裁は23日、サウスクイーンズランド大学で開かれたリージ ョナル・ビジネス・リーダーズ・フォーラムで講演し、「われわれ の現在の仕事は、新たな景気上昇局面のかじ取りだ」と指摘。「こ れはまさに下降局面を乗り切るのと同じくらい困難となろう」と語 った。

また、スティーブンス総裁はインフレ率について、原材料コス ト上昇や雇用、熟練労働者不足に関する懸念を理由に挙げ、1年前 の予想通りに同行の目標レンジである2-3%を下回る「可能性は 極めて低いとみられる」との見通しを示した。

さらに、「経済成長がトレンドに近づき、インフレが目標水準付 近となれば、金利は平均的水準にかなりの接近が見込まれるだろう」 と指摘。「豪中銀は、借入金利や預金金利が過去10-12年間の平均 に近づくよう、早期の利上げに動いてきた。それらの金利は現在、 同期間の平均に相当近くなっている」と付け加えた。

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