カーボン株が続伸、黒鉛電極需要増で業績上ぶれ期待-ドイツ証が強気

カーボンブラックや電極などを手 掛ける日本カーボン株が一時前日比5.2%高の323円と続伸。世界的な 鉄鋼生産の回復を追い風に黒鉛電極の需要が伸び、業績は予想以上に速 く拡大していくとの見方が広がっている。

ドイツ証券の石橋克彦アナリストは23日付の投資家向けのメモで、 鉄鋼業界の在庫調整が一巡し、黒鉛電極の需要は昨年末から底打ちして いるとしたうえで、「好調な世界鉄鋼生産の回復を背景に需要は中期的 な拡大トレンドが続こう」と予想した。同氏は、電極価格上昇期待など を踏まえ、黒鉛電極メーカー各社の投資判断「買い」を継続した。

カーボンが公表した上期(10年1-6月期)の連結営業利益予想 は7億円。石橋氏はこれを1-3月期の「3カ月でクリアした可能性が ある」との見方を示した。そのうえで、アジア向け比率が高く黒鉛電極 の回復が早いうえ、豊富な製品ラインナップによるファインカーボン事 業の競争力の高さを踏まえ、東海カーボンより早く11年12月期に過去 最高益を更新すると予想。カーボンをトップピックに挙げている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE