米マイクロソフト1-3月期:売上高は一部市場予想を下回る

ソフトウエアメーカー最大手、米 マイクロソフトの2010年1-3月(第3四半期)決算は、売上高が 一部のアナリスト予想を下回った。企業顧客がパソコン(PC)購入 を先延ばししている兆候が示された。時間外取引で同社株価は下落し た。

マイクロソフトの22日の発表資料によれば、売上高は前年同期 比6.3%増の145億ドル。アナリスト予想の上限は148億ドルだっ た。

同社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」事業は消費者のPC 需要拡大に支えられたものの、企業は設備投資やソフト購入を控えた。 顧客は、複数年度にわたるマイクロソフトとの契約も回避しているも ようだ。

ハイマーク・キャピタル・マネジメントのファンドマネジャー、 トッド・ローウェンスタイン氏は「投資家は、たとえ好決算の時でも、 株を売る理由を探してきた」とした上で、「マイクロソフトは、完ぺ きに近い結果を示す必要があった」と指摘した。

株価は一時4.5%安

決算発表後の米時間外取引では、マイクロソフトの株価は1.40 ドル(4.5%)安の29.99ドル。通常取引終値は6セント高の31.39 ドル。株価は1-3月期に3.9%下げていた。

純利益は前年同期比35%増の40億1000万ドル。1株利益は45 セントとなり、ブルームバーグ・ニュースがまとめた1株利益のアナ リスト予想の平均(42セント)を上回った。複数年度にわたる契約 の目安である繰り延べ売上高は123億ドルと、一部アナリストが予想 していた128億ドルを下回った。

同社は10年6月期の営業経費見通しを261億-263億ドルとし た。1月時点の予想は262億-265億ドル。同社は現在、売り上げと 利益の自社予想を提示していない。

前年1-3月期の純利益は29億8000万ドル(1株当たり33セ ント)、売上高は136億ドルだった。同四半期には退職費用と投資損 失が計上されていた。

マイクロソフトが1月28日に発表した09年10-12月(第2四 半期)決算は、1株利益がアナリスト予想を15セント上回った。し かし同社は、企業の需要は引き続き弱く、この利益の伸びは消費者の 需要に支えられたものだと説明したことから投資家の間に懸念が広 まり、発表翌日の株価は下落していた。

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