3月米中古住宅販売:535万戸に増加-在庫も拡大

米中古住宅販売件数は3月に増加。 4カ月ぶりのプラスとなった。政府による住宅購入者向け税優遇措置 などが寄与した。

全米不動産業者協会(NAR)が22日発表した3月の中古住宅 販売件数(季節調整済み、年換算、以下同じ)は前月比6.8%増の 535万戸。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の 予想中央値は529万戸だった。前月は501万戸と、速報値(502 万 戸)から修正された。

オバマ米政権の住宅購入者向け税控除措置は需要を下支えする と見込まれている。一方、今年下期(7-12月)の見通しは労働市 場回復のペースや程度に左右されることが予想され、住宅市場の回復 も鈍いものになる可能性がある。

中古住宅販売は季節調整前ベースで前年同月比では20%増加。 中古住宅価格(中央値)は17万700ドルと、前年同月の17万ドル から値上がりした。

一方、3月の住宅在庫は前月比1.5%増えて358万戸。販売に 対する在庫比率は8カ月。前月は8.5カ月だった。

中古住宅の購入者全体に占める初回購入者の割合が3月に44% と、前月の42%から増えた。1月は40%だった。NARのチーフエ コノミスト、ローレンス・ユン氏は、税控除措置の効果が表れている と分析した。

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのチーフエコノ ミスト、スチュアート・ホフマン氏は「住宅市場に一部ファンダメン タルな改善が見られる」と指摘。「住宅市場は持ち直しているが、回 復までの道のりはなお遠い」と述べた。

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