古川副大臣:財政を管理する姿勢を示すのが大事-フィッチ

古川元久内閣府副大臣は22日夕の 記者会見で、格付け会社フィッチ・レーティングスが同日、日本の信 用力にリスクがあるとの見解を発表したことを受け、「政府が財政につ いてきちんとマネジメントしていることを示すことが非常に大事だ」 と強調した。

フィッチの発表は日本国債の格付けおよび格付け見通しの引き下 げでこそなかったものの、格下げに向けた中期的な圧力になることを 示した。日本の長期国債格付け見通しについては、米格付け会社スタ ンダード・アン・プアーズ(S&P)は1月26日に、それまでの「安 定的」から「ネガティブ」に変更したばかり。

古川副大臣は「だからこそ、その視点から財運営戦略と中期財政 フレームの策定に向けた作業をしている」とし、「中期財政フレームな どの6月の取りまとめを粛々と行う」と語った。

日本の財政悪化の状況は先進国の中でも際立っており、国際通貨 基金(IMF)が昨年11月に公表した資料によると、主要国の一般政 府総債務残高の対国内総生産(GDP)比は2009年に日本が218.6% となり、先進7カ国(G7)の中で2番目に悪いイタリアの115.8% をも大幅に上回っている。

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