FRB:報酬慣行是正の取り組み強化、国内大手行に強く迫る-関係者

米連邦準備制度理事会(FRB) が20行余りの国内銀行大手に対し、過度のリスクテークを奨励する 報酬慣行をやめるように強く迫っている。事情に詳しい関係者3人 が明らかにした。各行の取締役会に監視態勢の強化を求めている。

同関係者によると、FRBの職員は過去数週間に各行の経営陣 や取締役と会合を開き、報酬制度の監視態勢の欠陥を是正する計画 の提出を要求。報酬の決定権限を部門ごとの管理職に付与し過ぎな いよう徹底することも求めた。関係者の1人によれば、対象行はシ ティグループ、ゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・ チェース、バンク・オブ・アメリカ(BOA)、モルガン・スタンレ ーなどだという。

米報酬コンサルティング会社コンペンシアのプリンシパル、マ ーク・ボルヘス氏は「FRBの措置により、過度のリスクを取る意 欲がそがれるかもしれない」と指摘。「管理能力を超えたリスクを生 み出す商慣行と報酬が直結している最も顕著な例が銀行だ」との見 方を示した。

FRBの当局者は、対象行の具体名を明らかにしていない。ゴ ールドマン、BOA、JPモルガン、シティ、モルガン・スタンレ ーの広報担当はコメントを控えた。

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