フマキラー株が反落、インフル早期収束で除菌剤減速-前期業績下振れ

殺虫剤大手のフマキラーの株価が 一時、前日比1.5%安の459円と反落。新型インフルエンザが早期に収 束した結果、アルコール除菌剤が減速。前期(2010年3月期)業績が 前回予想を下回ったと発表したため、売りが増えた。

同社が21日に公表した前期決算速報によると、連結売上高は前の 期比12%増の238億円、営業利益は同23%増の12億円となったもよう。 前回予想からは、売上高で1.7%、営業益で22%の下振れ。

同社取締役業務本部長の佐々木高範氏は「上半期実績を踏まえ、09 年11月にアルコール除菌剤の売上高予想を増額修正したが、想定ほど 需要が伸びず、結局は期初計画並みの収益となった」と説明した。

同社は5月14日に正式な決算発表を行う予定。詳細はその席で公 表するとしているが、「海外事業は好調だった」と佐々木氏は述べた。 同社の殺虫剤や蚊取り線香などはアジア地域で拡大しており、9カ月累 計(09年4-12月期)決算での海外売上高比率は20%。

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