短期市場:レポや日銀オペ0.12%付近で横ばい、連休越えの資金需要

短期金融市場では、翌日物のレポ (現金担保付債券貸借)金利や日本銀行の資金供給オペの落札金利が

0.12%付近で横ばいだった。証券会社を中心に資金需要が根強く、特 に大型連休をまたぐ期間でもあり、調達圧力が高まった。

22日の東京レポレートは、2営業日後に始まる翌日物(スポット ネクスト物)が0.12%と前日比横ばい。前週の高値0.14%に比べる と低下しているものの、今週は0.12%付近で下げ渋っている。3月は

0.11%を下回って推移していた。

この日の本店共通担保オペ1兆円(4月23日-30日)の最低金 利は、前回(4月21日-30日)より1ベーシスポイント(bp)低い

0.11%に低下したが、案分比率は7.5%と低かった。平均金利は

0.1bp低い0.119%と横ばい圏で推移している。

国内証券のトレーダーは、月内の資金手当ては若干落ち着いてき たが、大型連休をまたぐ資金は依然として需要が強いと指摘。必要な時 に資金供給オペが実施されるか不安な参加者は、確実に資金を確保する 姿勢が続いているという。

この日の国債買い現先オペ6000億円(4月26日-5月7日)の 最低金利は10営業日連続の0.12%。前回(4月23日-5月6日)に 引き続き、通知額の4倍を超える応札が集まった。

レポや日銀オペの金利が下げ渋っているため、日銀は潤沢な資金 供給を継続しており、この日の当座預金残高は17.8兆円と高水準。準 備預金残高(除くゆうちょ銀)は12.4兆円と1日(12.7兆円)以来 の水準で推移している。

4月に入って無担保コール翌日物が誘導目標0.1%を下回り続け る一方、レポは下げ渋る対照的な展開になっている。別の国内証券のデ ィーラーは、資金が一部の金融機関に偏在して、巡りが悪いことを表し ていると指摘した。

一方、この日の国庫短期証券(TB)買い切りオペ4000億円は、 前日終値と比較した案分落札利回り格差がマイナス0.001%と、利回 りは低下した。市場関係者の間では、前日終値が0.125%の6カ月物 から1年物の応札が中心だったのではないかとの見方が出ていた。

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