【個別銘柄】中国や欧州関連、東レ、リコー、ダイワボウ、総合メデ

22日午前の材料銘柄の値動きは以 下の通り。

中国関連株:東証1部33業種の下落率1位は2.4%安の鉄鋼、こ のほか個別でもコマツ(6301)、ファナック(6954)など中国関連業種、 銘柄が安い。国際通貨基金(IMF)は21日発表の世界経済見通しの 報告書の中で、「多くのアジア新興国の通貨は依然過小評価されており、 特に人民元の場合、それが顕著だ」と指摘した。23日から米ワシント ンで、20カ国・地域の財務相・中央銀行総裁会議(G20)が開かれる。

欧州売上高比率の高い銘柄:同比率が約4割の任天堂(7974)が

2.4%安の3万550円、同26%のオリンパス(7733)が2.7%安の2825 円、同4割のシマノ(7309)が2.5%安の3870円など。ユーロ圏諸国 とIMFなどのギリシャ支援策をめぐる協議が21日から始まり、2週 間ほど続く見通し。協議長期化によるギリシャ財政不安の再燃に懸念 が出て、21日の欧州債市場でギリシャ国債の利回りが上昇した。為替 市場ではユーロ売りが優勢となり、欧州関連銘柄に売りが出た。

東レ(3402):2.4%安の533円。2010年3月期の連結純損益が150 億円の赤字になったもよう、と21日に発表。従来予想は100億円の赤 字。米仏子会社の取引に関し東京国税局から移転価格税制に基づく更 正処分通知を受ける見込みとなり、法人税など52億円を見積計上する。

資生堂(4911):1.6%安の1931円。10年3月期の連結営業利益 は前の期比6%減の470億円前後になったもよう、と22日付の日本経 済新聞朝刊が報道。前期並みの500億円としていた従来予想を約30 億円下回る。国内専門店やドラッグストアで販売する中価格帯化粧品 の苦戦が背景といい、業績懸念から売りが優勢だった。

リコー(7752):3.7%高の1559円。10年3月期の連結純利益は 250億円になったもよう、と21日に発表。事業環境に改善の傾向が出 始めたほか、構造改革活動による経費削減効果も寄与し、従来予想を 67%上回る。三菱UFJ証券は22日、投資判断を「2(アウトパフォ ーム)」から「1(強いアウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価を 2340円に設定した。

ダイワボウホールディングス(3107):13%高の225円。一時16% 高の232円と昨年11月以来の高値を更新。「ウィンドウズ7」搭載の パソコンの販売が好調で、10年3月期の連結経常利益は従来予想比

3.3 倍の36億円になったもよう、と21日に発表した。前期実績23 億円との比較では減益計画が一転、59%の増益になる。

KOA(6999):1.9%高の1006円。人件費などのコスト削減が奏 功したことなどを受け、10年3月期の連結最終利益は12億800万円 と、黒字に転換した。前期実績は19億2700万円の赤字。

鬼怒川ゴム工業(5196):0.7%高の420円。10年3月期の連結純 利益は29億円になったもよう、と21日に発表。従来予想は24億円だ ったが、国内や北米、中国の主要得意先への販売増に加え、購買コス ト削減や生産方式改善、総労務費削などの総コスト削減活動の効果か ら想定を上回った。収益環境の改善が好感された。

総合メディカル(4775):8.3%高の2409円。一時11%高の2459 円と09年10月27日以来、約半年ぶりの高値を回復。好業績が続く調 剤薬局の出店数拡大で一段の成長加速が見込まれる上、医療モールで の開業支援なども順調なため、買いが優勢となった。10年3月期の連 結最終利益は、前の期比21%増の15億4100万円だった。

大豊工業(6470):8.9%高の860円。各国の自動車購入補助金政 策などを受けた自動車販売の回復により、10年3月期の連結最終利益 は従来予想比3.4倍の3億4000万円になったようだ、と前日発表した。

ジャックス(8584):5.4%高の233円。一時10%高の243円と09 年11月以来の高値を回復。コスト削減が奏功し、10年3月期の連結 最終利益は従来予想比52%増の35億円になったようだ、と前日発表 した。配当は1株当たり年5円と決定。前回予想と前の期の実績は年 4円。

ネットワンシステムズ(7518):4.4%高の13万6400円。みずほ 証券は21日、目標株価を8万5800円から11万6500円に引き上げた。 投資判断は「アンダーパフォーム」を継続。

日東エフシー(4033):5.5%高の539円。原料コストの低減など を受け、第2四半期累計(09年10月-10年3月)の連結最終利益は 従来予想比39%増の8億9000万円になったようだ、と21日に発表。 収益性の改善期待が高まった。

トーエネック(1946):2.9%高の530円。施工原価の低減など採 算性の改善に努めた結果、10年3月期の連結最終利益は従来予想比 82%増の21億8000万円になったようだ、と21日に発表した。採算性 の改善が好感された。

東映アニメーション(4816):1%高の1539円。映画「プリキュ アオールスターズDX2」の好調な興行成績などを受け、10年3月期 の連結最終利益は従来予想比17%増の14億円になったようだ、と21 日に発表した。09年3月期は4億9300万円。

フマキラー(4998):0.4%安の464円。一時1.9%安の457円と、 3月5日以来の安値を付けた。新型インフルエンザが早期に収束し、 アルコール除菌剤などの受注が縮小、10年3月期の連結最終利益は従 来予想比24%減の6億7000万円になったもよう、と前日発表した。

ディスコ(6146):0.3%高の6670円。一時2.3%高の6800円と、 07年12月以来の高値を付けた。10年3月期の個別営業利益は、従来 予想比26%増の21億3500万円になったようだ、と21日に発表。09 年3月期は18億円の赤字。UBS証券では21日、投資判断を「中立」 から「買い」に引き上げた。

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