ロシア:ユーロ債発行で条件設定-98年のデフォルト以来初

ロシアは、55億ドル相当のユー ロ債発行について条件を設定した。外貨建て国債発行は同国がデフォ ルト(債務不履行)に陥った1998年以来初めて。

ロシア政府は、20億ドル相当の5年債の利回りを3.741%と、 同年限の米国債を1.25ポイント上回る水準に設定した。35億ドル 相当の10年債の利回りは5.082%、米国債利回りを1.35ポイント 上回る。5年債利回りは、欧州連合(EU)加盟国でロシアと同位格 付けのリトアニア(4.5%)を下回る。

ロシアは商品需要の改善に支えられ、リセッション(景気後退) から回復しつつある。これを背景に同国への投資は活発化し、債務コ ストが低下している。

ロシアが前回外貨建て債を発行したのは1998年7月。この約1 カ月後に400億ドル相当の国債にデフォルトが発生、ルーブルが切 り下げられた。国債利回りは一時80%まで上昇した。またこの危機 により大型ヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメン ト(LTCM)が事実上破たんした。

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