米クアルコム:今期収益は市場予想下回る公算も-株価下落(Update1

携帯電話向け半導体最大手の米 クアルコムは、売上高と利益がアナリスト予想に届かない見通しを 示した。同社にとって収益性の低い携帯電話を消費者が選好してい る可能性を示唆した。

これを受けて米株式市場時間外取引では同社株が一時6.4%下落 した。同社の21日の発表によると、2010年4-6月(第3四半期) の1株利益は40-44セントとなる見通し。ブルームバーグがまと めたアナリスト予想平均は44セントだった。売上高は少なくとも 25億ドルになるとした。アナリスト予想平均は26億6000万ドル だった。

JMPセキュリティーズのアナリスト、アレックス・ゴーナ氏 によると、投資家の間では携帯電話販売の増加は新興市場での低価 格機種の需要によって拍車が掛かったもので、技術ライセンス供与 への依存度が高いクアルコムの収益性に打撃になると懸念されたも ようだ。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の販売増 加も影響している可能性があるという。

クアルコムの株価は時間外取引で2.70ドル安の39.93ドル。通 常取引終値は前日比66セント安の42.63ドル。年初来では7.9% 安。

1-3月(第2四半期)決算は純利益が7億7400万ドル(1株 当たり46セント)だった。前年同期はブロードコムとの特許訴訟 和解金の支払いが響き、2億8900万ドル(同18セント)の赤字 だった。売上高は26億6000万ドル。アナリスト予想平均は、1 株利益が46セント、売上高が26億3000万ドルだった。

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