ギリシャ10年債利回り8%突破-独とのスプレッド500bp超

21日の欧州債市場で、10年物ギ リシャ国債の利回りが8%を超えた。この日始まったギリシャ支援の 協議が最長3週間の長丁場になるとの見通しを背景に、同国債の価格 は7営業日続落。支援が必要との観測が広がったポルトガルの国債相 場は4日続落。

ギリシャ債の利回り8%超えは2日目。ドイツ債とのスプレッド (利回り格差)は初めて500ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) を超えた。ユーロ圏諸国および国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行 (ECB)とギリシャの協議は2-3週間続く見込みだと、欧州連合 (EU)の欧州委員会が20日に明らかにした。ギリシャの財政赤字 はEU内で最大規模。同じく赤字を抱えるポルトガルの国債も、ドイ ツ債とのスプレッドが2009年3月以来で最大となった。

クレディ・アグリコル・CIB(ロンドン)の債券ストラテジー 責任者、デービッド・キーブル氏は、「われわれはこの協議だけを注視 している。結果について何らかのニュースが出るまでは、ギリシャ債 が上昇することはないだろう」とし、「ギリシャ債の取引はごくわずか だ。現時点では流通市場とは言い難い」と話した。

ロンドン時間午後5時20分(日本時間22日午前1時20分)現 在のギリシャ10年債利回りは20bp上昇の8.17%。ギリシャ2年 債利回りは61bp上昇し8.19%。ギリシャ10年債と同年限のドイ ツ債とのスプレッドは一時、過去最大の522bpを記録。CMAデー タビジョンの価格情報によると、ギリシャ国債に対する保証コストを 示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは一時、 31bp上昇し過去最高の495bpを付けた。

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