日航は3月に営業黒字へ転換、公的資金1兆円は回収する-前原国交相

企業再生支援機構下で再建中の日 本航空は1、2月の営業赤字から、3月に営業黒字へ転換した。前原 誠司国土交通相は21日の日航問題に関する衆院国土交通委員会で、こ うした経営状況を明らかにした上で、日航への公的資金がおおむね1 兆円規模であると述べ、「入れたお金については回収するつもりだ」と 強調した。自民党改革クラブの三ツ矢憲生氏に対する答弁。

機構が日航支援を発表した1月19日時点の再生計画に関し、前原 国交相は見直しを求めている理由について「2次破たんを回避するた めに深堀している」と説明した。また、日航のキャッシュフローは3 月で約269億円という。4月の損益については、火山灰による欧州方 面の運航停止などの影響で再び厳しいものになるとの見方を示した。

公的支援を受ける日航をめぐっては、新鋭機材購入に公的資金を 活用すると公平な競争が保たれなくなるなどと、ライバルの全日本空 輸が公的資金の使途を限定するべきだと主張している。前原国交相は 公平な競争環境を維持するため、「何らかのガイドラインが必要だとの 問題意識は持っている」と述べ、指針の策定に向け検討することを示 唆した。

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