エルピーダ:前期純損益は20億円の黒字、3期ぶり黒字転換

DRAMメーカーのエルピーダメ モリは21日、前期(2010年3月期)連結純損益が20億円の黒字にな ったもようだと発表した。過去最大の赤字だった前の期の1789億円か ら、3期ぶりに黒字転換する。

同社は従来、業績予想を開示していないが、速報値として公表し た。DRAM市況の回復で販売平均単価が上昇、出荷数量も伸びたた め、売上高は前期比41%増の4660億円となる見込み。

営業損益も260億円の黒字(前の期は1474億円の赤字)と、3 期ぶりに黒字転換する。販売増に加え、DRAM製造技術の微細化で コストダウンを進めたことなども寄与する。

エルピーダの株価は午前9時33分現在、前日比85円(4.2%) 高の2095円まで上昇。DRAM市場で指標となる容量1ギガ(ギガは 10億)ビット品のスポット価格は、昨年4月から今年3月末までの1 年間で約3倍になった。3月26日には最高値の1個3.15ドルまで上 昇していた。

同社は5月12日に決算を発表する予定。

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