映画先物市場創設:米CFTC、キャンターの申請も承認-議会審議へ

米規制当局は、債券取引仲介大 手の米キャンター・フィッツジェラルドが申請していた映画の興行 収入に基づく先物市場の創設を承認した。ハリウッドの映画関連企 業の幹部らは、業界に悪影響を与える可能性があるとして懸念を表 明している。

米商品先物取引委員会(CFTC)は採決の結果、市場創設を 承認した。キャンターは同市場について、映画業界関係者にとって 「流動性の創出や日々の事業活動をヘッジする」1つの手段になる としている。CFTCは、取引開始に必要となる先物契約の承認は 行っていない。映画業界は映画先物取引について、不正操作につな がる可能性があると主張している。

CFTCは16日には、メディア関連投資会社ベリアナ・ネッ トワークスの子会社が申請していた封切り最初の週末の興行収入見 通しに基づいて投資する先物市場の創設を承認。特定の先物契約に 関する承認は行っていない。キャンターによる申請の承認は2件目。 キャンターが創設する市場では映画公開から4週目の週末にかけて の興行収入に関して一般投資家が投資できる。

米議会は映画先物を規制する法案の審議に入る可能性がある。 16日に示された上院案は映画先物取引の禁止を盛り込んでおり、 下院委員会は22日にこの問題を検討するため公聴会を開く予定。

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