カナダ・ドル:上昇-加中銀の利上げ示唆で、対米ドル等価超える

20日の外国為替市場でカナダ・ド ルは米ドルに対して上昇。カナダ銀行(中央銀行)がこの日の金融政 策決定会合で、予想を上回る経済成長ペースやインフレが利上げ実施 を促すとの見通しを示したのを受けて、対米ドルでパリティー(等価) を突破して値を上げ、昨年11月以来の大幅高となった。

カナダ・ドルは4営業日ぶりに対米ドルで反発。カナダ中銀は政 策金利を過去最低の0.25%に据え置いたが、声明では、インフレ見通 しが変わらない限り、7月まで金利を据え置くという表現を削除した。

トロント・ドミニオン銀行で主任為替ストラテジストを務めるシ ョーン・オズボーン氏は「条件付き据え置きの表現を削除したことが、 早ければ6月の利上げを強く示唆している」と指摘した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時13分(日本時間21日午前 5時13分)現在、前日比1.5%高の1米ドル=0.9993カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=1.0007米ドル)。日中取引ベースとしては昨年11月9 日以来で最大となる1.7%の上昇率を記録する場面もあった。前日は

1.0144カナダ・ドルで、一時は1.0216カナダ・ドルと3月30日以来 の安値を付けた。

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