米MGICなど住宅ローン保証会社、社債保証コスト低下-CDS取引

20日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米MGICインベストメントな ど住宅ローン保証会社の社債保証コストが低下。同社の四半期ベー スの赤字が縮小したほか、総額10億ドル(約930億円)規模の株 式・社債発行計画を発表したことが手掛かりとなった。

CMAデータビジョンによると、住宅ローン保証で米最大手の MGICの社債保証料は前払い部分が7.9ポイント低下の2.6%。 これは社債1000万ドルに対する保証料として、年間50万ドルに 加え、当初に26万ドルが必要なことを意味する。米2位のラディ アン・グループは前払い部分が6ポイント低下して6.9%となった。

MGICが20日発表した資料によれば、2010年1-3月(第 1四半期)は純損益が1億5010万ドル(1株当たり1.20ドル) の赤字。赤字幅は前年同期の1億8460万ドル(同1.49ドル)か ら縮小した。同社は、株式7億ドルと優先転換社債(2017年償還) 3億ドルの募集を開始することも明らかにした。

マークイット・グループによれば、北米のジャンク級企業の社 債で構成するマークイットCDX北米ハイイールド指数のプライス は、ニューヨーク時間午後5時10分(日本時間21日午前6時10 分)現在、0.5ポイント上昇して額面の100.9%となった。プライ ス上昇は保証コストの低下を示す。

マークイットのデータでは、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプレ ッドは、2.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の

85.7bp。スプレッド低下は投資家心理の改善を表す。

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