欧州株:上昇、ゴールドマン関連の懸念和らぐ-ダイムラーが急伸

欧州株式相場は上昇。ゴールド マン・サックス・グループ提訴に関して、米証券取引委員会(SE C)の内部では意見が分かれていたと、事情に詳しい関係者の話で わかったことが背景。ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相が、 欧州連合(EU)は同国に対する短期的な財政支援に注力している と述べたことも買い材料になった。

ドイツ銀行は値上がり。SECの委員らはゴールドマンの提訴 を決定する際、3対2に意見が分かれたと、事情に詳しい関係者2 人が明らかにした。ダイムラーは急伸。同社は、乗用車のメルセデ ス・ベンツ部門とトラック部門の利益見通しを引き上げた。

ストックス欧州600指数は前日比1.4%高の269.73で引けた。 年初からは6.2%値上がり。

LLBアセットマネジメントのゲロルド・クーネ氏(リヒテンシ ュタイン在勤)は、「ゴールドマンに関する懸念が和らいでいる」と 指摘。「決算が再び前向きに評価されるようになってきた。ほとんど の決算は予想を上回っているため、市場に明るさをもたらしている」 と述べた。

ドイツ銀行が高い

ドイツ銀行は2.2%高。関係者によると、SECのシャピロ委 員長はゴールドマン提訴の是非を決める投票で、提訴を承認する決 定票を投じた。

ダイムラーは7.4%高。同社によると、メルセデス・ベンツ部 門の2010年の継続事業ベースの利払い・税引き前利益(EBIT) は25億-30億ユーロになる見込み。従来見通しは15億ユーロ強 だった。

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