カナダ中銀:政策金利0.25%に据え置き-利上げを示唆

カナダ銀行(中央銀行)は、主要 7カ国(G7)では最初となる政策金利の引き上げ実施を示唆した。 経済成長ペースが加速し、インフレが高まっていることが背景にある。

同中銀は20日、政策金利を過去最低の0.25%に据え置いた。声 明では、インフレ見通しが変わらない限り7月まで金利を据え置くと の「条件付き確約」を示す文言を削除。向こう1年間のインフレ率に ついては、目標とする2%を「若干上回る」との見通しを示し、2010 年の経済成長率予想を3.7%と、従来の2.9%から引き上げた。

同中銀のカーニー総裁は声明で、「最近の景気見通しの改善によ り、これまで実施してきた緊急政策の必要性はなくなりつつある。緩 和的な金融政策の程度を弱め始めるのが妥当だ」と表明。「規模とタイ ミングは経済活動とインフレの見通し次第だ」と続けた。

政策金利決定については、ブルームバーグがまとめたエコノミス ト25人の調査では、全員が据え置きを予想していた。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のアシスタント・チ ーフエコノミスト、ポール・ファーレー氏(トロント在勤)は、この 日の声明について、「6月の利上げを考慮に入れているのは確実だ」と 分析。「経済統計に応じて動く上での障害を取り除いている」と 加えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE