青山商株が急落、販売厳しさや総量規制の影響懸念-みずほ証格下げ

紳士服業界首位の青山商事株が急 落。主力のスーツ事業で月次販売に目立った回復が見られない中、年 初から大きく上昇していたが、割安感の乏しさやカード事業の総量規 制による影響を懸念する格好でみずほ証券が投資判断を引き下げたた め、株価の先高期待が遠のいた。

この日は主力の大証1部で一時前日比5.9%安の1480円と、約3 週間ぶりの安値を付けた。同社株は、年初から4月12日に付けたこと しの高値1693円まで41%上昇。同期間の東証1部小売株指数の17% 高、競合のコナカの28%高をアウトパフォームし、AOKIホールデ ィングスの44%高とはほぼきっ抗した。

青山商のスーツ事業の既存店売上は、3月が前年同月比8%減だ った。このうち、日曜が前年より少ないことによる影響は3.4%減と いう。同社広報室によると、昨年12月以降は前年比でのマイナス幅が 縮小傾向にあるが、販売のトレンドは厳しいという。

みずほ証の高橋俊雄アナリストは19日、青山商株の投資判断を 「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」へ引き下げた。目標株 価は1350円。レポートでは、「業績回復期待を織り込む形で株価は上 昇しているが、2011年3月期以降の同証券予想に変更はなく、PER などの株価指標には割高感がある」と分析。カード事業における総量 規制の影響などのリスク要因も考慮したという。同証による11年3月 期の営業利益予想は、会社側の前期推定比4.2%減の115億円。

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