アジア株:金融銘柄主導で上昇、米SECの投票結果などを好感

20日午前のアジア株式相場は金融 銘柄主導で上昇。事情に詳しい関係者が米証券取引委員会(SEC)に よるゴールドマン・サックス・グループ提訴決定が当局の全会一致では なかったことを明らかにしたことで、金融機関に対する調査拡大が利益 に及ぼす影響への不安が和らいだ。

米モルガンスタンレーが邦銀株の投資判断を引き上げたほか、シテ ィグループが予想を上回る利益を計上したことを受け、三井住友フィナ ンシャルグループが上昇。オーストラリア3位の銀行、ナショナル・オ ーストラリア・バンク(NAB)は2.8%高。円が対ドルで下げたのを 手掛かりに北米の売上高が全体の44%を占めるホンダも値を上げた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前9時44分現在、前日比

0.6%高の126.30。同指数は米金融サービス会社ゴールドマン・サッ クス・グループが債務担保証券(CDO)をめぐりSECから証券詐欺 の疑いで提訴されたことを受けて、19日には2月19日以来で最大の下 落率となった。その後、事情に詳しい関係者2人によって、提訴の是非 を決めるSEC委員投票の結果は賛成3票に反対2票だったことが判明 した。

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