中国:利上げと人民元の上昇容認、10年半ばまではない-ティン氏予想

中国は人民元の上昇容認や利上 げを今年半ばまでは実施しない見通しだ。ブラウン・ブラザーズ・ ハリマンのシニア通貨ストラテジスト、ウィン・ティン氏(ニュー ヨーク在勤)が指摘した。

ティン氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、中国当 局は持続的な成長や輸出拡大、インフレ兆候の強まりが見られて初 めて、政策を調整すると予測した。西側諸国による人民元切り上げ 要請はそのプロセスを遅らせるだけだと指摘した。

同氏は「利上げや人民元上昇は年半ばごろに見られるだろう」 とし、「米国と欧州はこの問題で中国に圧力をかけているが、中国 が現時点で動くつもりがないのはそのためだ。中国が最も望まない ことは、外圧に屈していると見られることだ」と述べた。

利上げについては「中国当局にとって、実質的に効果の薄い手 段だ」とし、「中国は不動産分野で問題を抱えているが、景気回復 を懸念しているため、一律の利上げは行いたくない」と指摘した。

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