独ダイムラー:メルセデス、トラック両部門の通期利益を上方修正

高級車メーカー世界2位、独ダイ ムラーは乗用車のメルセデス・ベンツ部門とトラック部門の利益見通 しを引き上げた。1-3月(第1四半期)の利益が当初予想を上回っ たことを受けた。

同社が19日に発表した資料によれば、メルセデス・ベンツ部門の 2010年の継続事業ベースの利払い・税引き前利益(EBIT)は25 億-30億ユーロ(約3120億-3740億円)になる見込み。従来見通し は15億ユーロ強だった。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ最高経営責任者(CEO) は、高級車市場で首位を走る独BMWとの差を埋めるため努力してい る。ダイムラーはこの日、第1四半期(暫定)のEBITが特別項目 を含めて12億ユーロの黒字になったと発表。ブルームバーグが今月ま とめたアナリスト5人の予想中央値(6億6800万ユーロの黒字)を上 回った。前年同期は14億ユーロの赤字だった。

同社は発表資料で、メルセデス・ベンツ部門の「非常に堅調な業 績」や「力強い」販売、車種構成と価格設定、「全般的に有利なコスト 状況」が寄与したと説明した。第1四半期の同部門のEBITは8億 600万ユーロだった。

ダイムラーはまた、トラック部門の今年のEBIT見通しについ ては5億-7億ユーロとし、従来予想の約2億ユーロから上方修正し た。第1四半期は1億3000万ユーロだった。

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