ゴールドマン提訴時期に政治的思惑-共和党がSEC委員長に懸念表明

【記者:Lorraine Woellert】

4月20日(ブルームバーグ): 米共和党下院議員らは、米証券取 引委員会(SEC)による米金融大手ゴールドマン・サックス・グル ープの提訴が、民主党による金融規制改革法案の推進と時期を合わせ て行われたのではないかと疑念を抱いている。

ダレル・アイサ下院議員(共和、カリフォルニア州)らは20日、 SECのシャピロ委員長に書簡を送り、「論議を呼んでいるSECの提 訴の決定とそのタイミングに政治が不当に影響を与えた」と懸念を表 明した。

下院監視・政府改革委員会の共和党トップであるアイサ議員はシ ャピロ委員長に対して、提訴の発表前に行われたSECとホワイトハ ウス職員、民主党、議員らとのやりとりをすべて公表するよう求めた。 書簡にはアイサ議員のほか、ダン・バートン議員(インディアナ州) ら監視委の他の8人の共和党議員も署名している。

SECはゴールドマンが債務担保証券(CDO)で投資家を欺い ていたとして、同社を提訴した。SECが16日に提訴を発表したのに 続いて、金融規制改革法案への支持拡大を訴える民主党のキャンペー ンが行われた。アイサ議員は書簡で、政党の政策推進のためにSEC の提訴がタイミングを計って行われたのではないかという「当然の疑 問を増幅させる」と指摘。党派的な政治課題を推進するために独立し た監督機関を利用することは連邦法に違反する疑いがあるとの見方も 示した。

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