トヨタ:米で「レクサスGX460」をリコールへ-9400台対象

世界最大の自動車メーカー、トヨ タ自動車は19日、米国で販売しているスポーツ型多目的車(SUV) 「レクサスGX460」のリコール(無料の回収・修理)を実施すると発 表した。同モデルは、米消費者団体専門誌コンシューマー・リポート から、特定の運転状況下で横転する危険性を指摘されていた。

トヨタは電子メールを通じて配布した発表文で、同モデルの横滑 り防止装置(ESC)のソフトウエアを修正すると表明した。約9400 台が対象になるという。同社は意図しない急加速につながりかねない 不具合に関して当局への速やかな報告を怠ったとして、制裁金1640 万ドル(約15億2000万円)を科され、この日支払いに同意した。

同社の米国法人、米国トヨタ自動車販売のレクサス部門バイスプ レジデント兼ゼネラルマネジャー、マーク・テンプリン氏は同発表資 料で「この問題の報告を受けた時点から、レクサス部門と当社ディー ラーは対応に向けて迅速に行動した」とし、「ディーラーは今後、修理 実施の日程調整で顧客に個別に連絡を取るだろう」と説明した。

トヨタはコンシューマー・リポートの指摘を受け、先週同モデル の生産と販売の一時停止を発表していた。

トヨタによれば、5月初めから同モデルのオーナーへの通知を開 始する。

同社はまた、欧州で「ランドクルーザー150(プラド)」とレクサ スGX460を合計で約7500台、カナダではレクサスGX460を446台、 それぞれリコールすると発表した。

トヨタの米国預託証券(ADR)は19日、前週末比31セント安 の79.06ドルで引けた。

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