NY原油(19日):3週間ぶり安値、SECのゴールドマン提訴で

ニューヨーク原油相場は続落。3 週間ぶり安値を付けた。米証券取引委員会(SEC)が米投資銀行の ゴールドマン・サックス・グループを提訴したことを受けて、投資家 が商品などのリスク資産から離れたことが背景。

原油は一時3.3%安。SECは16日、金融危機の引き金となった 債務担保証券(CDO)の組成と販売で詐欺的な行為があったとして ゴールドマンを提訴した。アイスランドの火山噴火の影響で航空便の 欠航が相次いでおり、ジェット燃料の需要が弱まったことも原油の売 り材料となった。

トラディション・エナジーのアナリスト、クリス・ディルマン 氏 (コネティカット州スタンフォード在勤)は、「ゴールドマン関連のニ ュースが市場を圧迫している」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前日 比1.79ドル(2.15%)安の1バレル=81.45ドル。一時は80.53 ドルと、3月29日以来の安値を付ける場面もあった。16日にはSE Cのゴールドマン提訴を手掛かりに、2.27ドル安の83.24ドルと、 2月5日以来の大幅安となっていた。過去1年間では62%上昇してい る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE