ウェーバー独連銀総裁:ギリシャ支援、増額の必要も-議会関係者

ドイツ連邦銀行(中央銀行) のウェーバー総裁は一部議員に対し、ギリシャが歳出削減の実行に 苦慮しており、欧州連合(EU)が表明した300億ユーロ(約3兆 7300億円)の救済策を超えた支援が必要になる可能性があると指 摘した。19日にベルリンで開かれた説明会に出席した関係者2人 が明らかにした。

説明会は非公開だとして匿名を条件に語った同関係者によれば、 ウェーバー総裁は、ギリシャでのデモの様子を映したテレビ映像に 言及し、一部のギリシャ国民は自国が直面する深刻な状況について 十分理解していないか、もしくは無関心だと述べた。

メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と連立を組 む自由民主党(FDP)の議員を対象に開かれた今回の説明会は、 ユーロ圏各国が抱える支援コストをめぐる懸念を浮き彫りにしてい る。独連銀のクロイツァー報道官は、ウェーバー総裁の説明につい てコメントを控えた。

FDPのビルギット・ホンブルガー議員は、説明会後に「ギリ シャ支援について、われわれは可能な限りの抑制を望んでいる。ギ リシャ国民が決める問題であり、彼らは自分で責任を負う必要があ るからだ」とした上で、ギリシャ政府は「財政赤字削減に向けた措 置の一環として打ち出した方針を実行する必要がある」と指摘した。

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