3月米景気先行指数:1.4%上昇、一致指数は伸び悩み

米景気先行指数は3月に上昇し、 10カ月ぶりの大幅な伸びを示した。米経済の成長が下半期にも継続す ることが示唆された。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが19日発表した3月の米 景気先行指標総合指数(LEI)は前月比1.4%上昇した。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は1.1%上昇 だった。2月は0.4%上昇と、速報値(0.1%上昇)から上方修正さ れた。

3月のLEIは10項目のうち7項目がプラス。特に長短金利スプ レッドや週平均労働時間、入荷遅延、S&P500種株価指数、住宅着 工許可件数が寄与した。一方、マネーサプライ、非国防資本財受注、 消費者期待度指数の3項目がマイナス寄与だった。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコノミスト、 ザック・パンドル氏(ニューヨーク在勤)は「非常に早いペースでの 景気拡大を示唆する指標の1つとなった」と指摘。今回の数値は「よ り迅速な回復になる可能性があるとの期待をもたらすものだ」と述べ た。

一致指数は前月比で0.1%上昇(前月も0.1%上昇)。この指数に は、全米経済研究所(NBER)が景気循環の判定に使用する、個人 所得や鉱工業生産、小売売上高などが含まれる。

遅行指数は0.2%の上昇(前月は0.1%上昇)だった。同指数に は商工業貸し出し、失業期間、単位当たり労働コスト、在庫率、消費 者信用残高などが含まれる。

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