中国株(終了):上海総合指数は8カ月ぶり大幅安-不動産株に売り

19日の中国株式市場の上海総合指 数はほぼ8カ月ぶりの大幅安となった。中国政府による不動産市場の 過熱抑制策は不良債権の増加につながり、個人消費を冷やす恐れがあ るとの懸念が高まった。

中国最大の不動産開発会社、万科企業(000002 CH)は8.2%安。 保利房地産集団(600048 CH)は9.3%値下がりした。中国国務院が不 動産の値上がりが行き過ぎた都市で、3度目の住宅購入向け融資を停 止するよう銀行に命じたことが響いた。国内銀行最大手の中国工商銀 行(601398 CH)は4.9%安と、2008年10月以来の大幅下落。招商銀 行(600036 CH)は6.4%値下がりした。安徽海螺水泥(600585 CH) は、建設資材関連銘柄の下げをけん引した。

フランクリン・テンプルトン・シーランド・ファンド・マネジメ ントのファンドマネジャー、シュ・リロン氏(上海在勤)は「不動産 価格の上昇抑制を目的とする中国当局の措置の影響を市場は懸念して いる」と指摘。その上で、「追加措置が取られると思う」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、前週末比150.01ポイント(4.8%)安の2980.3 で終了。6.7%値下がりした昨年8月31日以降で最大の下げとなった。 同指数は年初から9.1%下落している。上海、深セン両証取のA株に 連動するCSI300指数は前週末比5.4%安の3176.42。

--Chua Kong Ho. Editors: Richard Frost, Allen Wan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Chua Kong Ho in Shanghai at +86-21-6104-7011 or kchua6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Linus Chua at +65-6212-1530 or lchua@bloomberg.net

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