アジア株:2カ月間で最大の下げ-SECのゴールドマン提訴を嫌気

19日のアジア株式相場は下落。 米証券取引委員会(SEC)による米金融サービス会社ゴールドマ ン・サックス・グループの民事提訴は、金融機関に対する規制当局の監 視強化を示唆しているとの懸念から、MSCIアジア太平洋指数はこ こ2カ月間で最大の下げとなっている。

三菱UFJフィナンシャル・グループが安い。ブラウン英首相は 18日、金融サービス機構(FSA)に対してゴールドマンへの調査に 着手するよう要請した。世界最大の鉱山会社、オーストラリアのBH Pビリトンは1.6%下落。商品相場安が嫌気された。中国最大の上場 不動産開発会社、万科企業は6.8%値下がり。中国政府が不動産価格 の上昇抑制を狙った政策を加速させたことが響いた。

ペンガナ・キャピタル(メルボルン)で約11億米ドル相当の運 用に携わるティム・シュローダーズ氏は「SECによるゴールドマン の民事提訴は、それだけで金融システムの信頼性を損なう」と指摘。 「これが1回限りの措置なのか、あるいは米金融機関の整合性に対す る大規模な調査の始まりなのかどうか不透明感も生まれる」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は、日本時間午後4時22分現在、前 週末比2%安の125.70。上昇銘柄と下落銘柄の割合は約1対16。同 指数は2月19日以来の大幅な下落率となっている。日経平均株価は 前週末比193円41銭(1.7%)安の1万908円77銭で取引を終えた。

-- With assistance from Norie Kuboyama and Satoshi Kawano in Tokyo, Chua Kong Ho in Shanghai.

Editors: Darren Boey, Nick Gentle

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Kana Nishizawa in Tokyo at +81-3-3201-8374 or knishizawa5@bloomberg.net; Shani Raja in Sydney at +61-2-9777-8652 or sraja4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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