ゴールドマンへの調査拡大、世界の株価10%下落の引き金にも-AMP

米投資銀行ゴールドマン・サック ス・グループを対象とした調査の拡大は、世界の株価を最大10%下落 させる可能性があると、AMPキャピタル・インベスターズが指摘し た。

AMPで900億ドル規模の運用に携わるナダー・ナエイミ氏は、 先進市場の指標であるMSCIワールド指数や米国、アジアの株価指 数は割高な水準となっているため、「数カ月にわたる」調整に入る条件 が整っていると指摘した。AMPは先週、資金を株式から現金に移し 始めたという。

同氏は19日のインタビューで、「ゴールドマン調査は投資家に新 たな不安をもたらした」として、「市場は次にどこが摘発されるかとい う点と、銀行業界への規制が強化される見通しの両方を懸念している。 株式は買われ過ぎていることから、ゴールドマンの件が、われわれが 予想していた市場全体の急激な調整の引き金になる可能性がある」と 話した。

米証券取引委員会(SEC)は債務担保証券(CDO)をめぐる 不正でゴールドマンを提訴した。これを受けて英当局も調査を開始し、 ドイツ当局も実態を検証している。

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