中国:人民元高の容認、5月に再開も-スタンダード銀

中国は上海万博開幕後となる5 月10日の週にも人民元の対ドル相場の上昇容認を再開する可能性が あると、英スタンダードチャータード銀行はみている。

温家宝首相は先月、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉 幕後の記者会見で、元が過小評価されているとは思わないと述べ、上 昇容認の要求をけん制した。胡錦濤国家主席は、中国は為替相場の 「管理」フロート制を「常にゆっくりと」前進させていると述べた。 16日に演説内容が公表された。

スタンダードチャータードの主任エコノミスト、ジェラルド・ラ イオンズ氏らがまとめた19日付のリポートは「中国の人民元高容認 は非常にゆっくりとしたペースになる見込みだ」と説明。「温首相は 最近、元は過小評価されていないとの考えを示した。その後に一回で 大幅な切り上げがあれば奇異に映る」と指摘した。

ブルームバーグのデータによると、香港時間午前11時43分(日 本時間午後零時43分)現在、1年物の元先物(ノンデリバラルブ ル・フォワード、NDF)は1ドル=6.6286元。この水準は、現物 相場が現行の6.826元から今後1年間で3%上昇する見通しが強いこ とを示している。元は2008年7月以降、約6.83元に事実上、固定さ れている。

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