クリントン氏:デリバティブでルービン氏らが誤った助言

クリントン元米大統領はデリバテ ィブ(金融派生商品)規制に関して、当時のルービン、サマーズ両財 務長官から誤ったアドバイスを受けていたとの見解を明らかにした。

元大統領は18日放映されたABCテレビとのインタビューで、 「わたしは彼らが間違っており、それを受け入れた自分も間違ってい たと思う」と語った。具体的にはルービン、サマーズ両氏がデリバテ ィブについて「高価で、洗練されており、少数の人たちだけが購入す るため、追加的な保護は必要ない」として、透明性の必要はないと主 張したと指摘。「この主張の欠陥はまず、大金を持つ人々は愚かな決 断を下すことがあり、透明性がなくなる点だ」と語った。

元大統領はさらに、「投資の世界でデリバティブ取引にかかわる のが全体の1%未満でも、非常に多くの資金が関係しているため、い ったん駄目になると投資の100%が影響を受ける恐れがある」と語っ た。

クリントン元大統領はまた、ブッシュ前政権の緩い規制が金融危 機の一因との見方も示した。元大統領は「わたしの退任後、米証券取 引委員会(SEC)などの監督機関が放置した結果だと思う」と述べ、 クリントン政権下でSEC委員長を務めたアーサー・レビット氏が留 任していれば「過去8-9年に起きた問題の大部分は発生しなかった だろう」と指摘。「強力な監視が重要だと思う」と強調した。

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