独BASF:高級化粧品の需要改善の兆し-業界再編加速か

化学品メーカー最大手、ドイツの BASFは高級化粧品の需要が改善している兆しがあり、37億ドル (約3400億円)規模の日用化学品市場の回復に向けて勢いが強まって いるとの見方を示した。同社は、保湿剤の原料を製造する独コグニス に買収を提案する可能性がある。

洗剤やパーソナルケア用品などの日用化学品部門の欧州担当マー ケティングディレクター、トーマス・グラインドル氏は「昨年中は一 部の高級製品の需要が低迷していたが、現在は回復しつつある兆候が 見られる」と述べた。

ウニクレディトのアナリスト、ヨヘン・シュラクター氏は、化粧 品需要の回復でメーカーの統合が加速する可能性があるとみている。 グラインドル氏は、2009年の50億ドル規模のシバ・ホールディング 買収がBASFに、「完全な研究開発(R&D)ルート」をもたらした と述べた。事情に詳しい関係者2人が9日明らかにしたところでは、 BASFはコグニスに対し、30億ユーロ(約3800億円)規模の買収 案を提示する可能性がある。グラインドル氏は、コグニスについてコ メントしなかった。

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