台湾の鴻海精密:人民元上昇なら中国資産の価値高まる可能性

電子機器の受託生産で世界最大手、 台湾の鴻海精密は、中国人民元が上昇すれば同社が中国で保有する不 動産資産の価値も高まる可能性があるとの見方を明らかにした。

同社の広報担当エドムンド・ディン氏は16日、電話インタビュー に対し、人民元の上昇によるコストへの影響は「限定的」だとも述べ た。同社のコストのうち、人民元建ては全体の4-8%程度に過ぎない という。また、中国に保有する不動産資産の再評価は、長期的には帳簿 上の資産額の増加につながる可能性があると説明した。

米アップルの「iPhone(アイフォーン)」やヒューレット・ パッカード(HP)のコンピューターを製造する鴻海精密では、従業 員48万6000人と製造設備の大半を中国に置いている。中国政府はイ ンフレ抑制のために人民元の上昇を容認する可能性がある。ブルーム バーグ・ニュースが13日公表した19人を対象に行った調査の中央値 では、人民元は米ドルに対して年内に3.1%上昇し、1ドル=6.62元 を付けると見込まれている。

ブルームバーグが集計したデータによれば、鴻海精密の親会社レ ベルでの長期資産は、昨年9月末時点で3686億台湾ドル(約1兆880 億円)と推計される。

-- Editors: Suresh Seshadri, Garry Smith

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Tim Culpan in Taipei at +886-2-7719-1541 or tculpan1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Young-Sam Cho at +81-3-3201-3882 or ycho2@bloomberg.net;

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